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MacでUSBメモリなどのデータを削除しても空き容量が変わらないときの対処方法

USB内のデータをごみ箱に入れてもUSBメモリの空き容量は増えません。

179.73GBの空きがあるUSBメモリから35.49GBのフォルダを削除
179.73GBの空きがあるUSBメモリから35.49GBのフォルダを削除
空き領域は、179.73GBから変化ありません。

Macではごみ箱へ入れると特殊なフォルダに移動

データをごみ箱に入れてもUSBメモリの空き容量が増えないのは、削除したデータが完全に削除されず「.Trashes」という隠しフォルダに残るのが原因です。

「.Trashes」はFinderの操作で削除することはできません。USBメモリの空き容量を増やすには「ごみ箱を空にする」を使うことでできます。

「ごみ箱を空にする」ができないとき

ですが、「ごみ箱を空にする」をすると、他の関係で削除したファイルも完全に削除してしまうことになり、後で必要になったときに元に戻せなくなります。

そのようなとき、USBメモリの「ごみ箱に入れた」データのみを完全に消す方法があります。

USBメモリの「ごみ箱に入れた」データのみを完全に消す方法

それは、ターミナルからコマンドライン操作で「.Trashes」を削除する方法です。その手順を以下の通りです。

①アプリケーションの中の「その他」にある「ターミナル」を起動

①アプリケーションの中の「その他」にある「ターミナル」を起動

②「cd 」(cdの後ろにスペース一つ)を入力したのち、USBメモリをドラッグ&ドロップすると、自動的にUSBメモリのパスを入力し、リターンを押してディレクトリを移動

②「cd 」(cdの後ろにスペース一つ)を入力したのち、USBメモリをドラッグ&ドロップすると、自動的にUSBメモリのパスを入力し、リターンを押してディレクトリを移動

③「ls -a」と入力してエンター。「.Trashes」フォルダがあることを確認

③「ls -a」と入力してエンター。「.Trashes」フォルダがあることを確認

④「rm -rf .Trashes」を実行してフォルダを削除

④「rm -rf .Trashes」を実行してフォルダを削除

⑤これでUSBメモリの空き容量が215.23GBに増加

⑤これでUSBメモリの空き容量が215.23GBに増加

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